ホスピタル病院

自分をモヒカン社畜だと思い込んでいる17歳JKのブログ

【コラム】CSゲーマーのゲーミングPC購入感想。

肩と股間の力を抜いて読んでください。(挨拶)

これまでコンシューマーとスマホゲーばかりレビューしてきたこのサイト。

X上の友人がゲーミングPCを組むのが趣味ということもあり、
今年の4月頃、市場価格よりはお安めに購入させていただいた。
Excelすら怪しく、FANZAを見ることすら遅いおんぼろPCからようやく乗り換えた。
流石に金額とその晩数えた天井のシミの数は教えられないが、非常に快適に遊べている。

友情に感謝。

しかし、意外にもゲーミングPCを買った人、
それもCSゲーマーの感想というのはあまりブログにまとめられていない。
んじゃ書いてみるか!ということでキーボードを叩いている。

今回はコラム。ゆるーく読んでくださいな。良しなに。

□PCゲー全般で悪いとこ

・WASD移動が人間がやる操作じゃない。

まずこれ!!ゴミ!!皆コレよくやれるな!
ギリッギリ、ギリギリよ?ギリギリWASD操作はいいとして、
ダッシュするときにSHIFTキー?正気?????
小指でSHIFT押しながらWASD?ジャンプは親指でスペース!???

一年たってもなお全く慣れない操作体系。
今までコンシューマやってた人は間違いなくこれがしんどいと思われる。

 

・思いのほかゲームパッド対応してない。

CSやってた人がゲームを漁り始めて驚くのがこれだと思う。
そう、この驚くほど使いづらいWASD操作がデフォルトであり
それしかできないゲームが意外にも多い。
配信者がやっていた憧れの『Raft』がマウス操作のみでやり辛くて涙を吞んだ。
(そしてパッド対応してPSに移植された)

 

さて、ジャブはこのくらいで。
それではSteamの感想に移っていこう。

 

□Steamのいいとこ。

マジ便利。

タグ機能がめちゃ便利。

各ゲームにタグをつけられ、更にそこからジャンルやカテゴリのページに飛べる。
つまり、同一ジャンルのゲームを見つけやすいのだ。

PSのマジでゴミクズだめうんこうんこうんこ検索機能を考えるとこの便利さは凄い。
例えばローグライクゲームをやりたいと思ったとき、
PSではジャンル名で検索は不可能。
更に『ローグレガシー』からローグライクカテゴリを調べられない等非常に出来が悪い。

ちなみにMSのゲーム検索システムもビックリするぐらいゴミ。
PSとどっちがカスになれるか勝負でもしてんのか?ってくらいダメダメうんこ。

ただ、ユーザーでタグを設定できるため(報告も可能)
これジャンル違うだろ!ってのが入ってくるのもある。

ウィニングポストがレースジャンルに入っていて
イヤッ…間違ってないけど間違ってねぇか…?となったりした。

ニコニコ動画でタグ検索からサーフィンできる人はハマると思います。

 

・悪いところにもなるが返金機能。

「プレイして2時間以内なら返金可能」という制度はちょっと凄すぎる。
Steamの革新的なポイントはやはりこれだろう。
あまりにも多すぎるゲームに対してこの機能抜きでは成り立たない。
正直CS文化のゲーマーからするとあまりにもユーザー有利過ぎてこれええんかと疑問に思ったほど。

メーカーとしては2時間以内で終わるゲームを作れない、というデメリットがある。
2時間で返金できなくなると思うと「面白い」と思えるポイントまでたどり着かないという問題もある。
これを考えるとコンシューマで導入されることはまず無かろうが、故にSteamは強い。

雑に試してハマることもある。見えてる地雷を踏みに行ける。
リスクが低いからこそいろいろなゲームを試せる点は本当に魅力。

 

お昼休みはウキウキウォッチング…もはやこれを知らない若い子もいるとか

・CSに出てないゲームがやれる!インディーズゲームがやれる!

やっぱりこれが最大の利点。
switchは割と頑張っているのだが、
PSは正直インディーズ作品はまだまだあまり着ていない。
(この差は恐らくswitch側の開発キットがPSと比べて物凄く安いため)
更に様々なゲームメディアがsteamのタイトルを取り上げることも多いため、
やりたくてもやれないということが多かった。

あと、どうしたってメーカー主体ではないゲームイベント…例えば「ゲームダンジョン」とか。
これらはPC主体だから見に行ったところでどうせやれねぇんだよなぁ、みたいな感覚があった。
だが今は違う!(ギュッ)
上京した時にテレビで見たスポットに行ける!と思ったのと同じ感覚が湧くわけ。
僕が上京してやっぱ一番感動したのは笑っていいとも!で見たアルタ前であった。

 

…ただまぁそのアルタ前が思いのほかショボかったように
配信者がすごく楽しそうにゲームしてるのに
いざやってみたらしょっぱかったパターンが多すぎるようにも思うが…。

「配信者」という職業の凄さをゲーミングPCをやることで理解できた感じはありますね。
こ、こんなつまらないゲームを面白おかしく編集できるのすげぇ…ってなります。

 

□Steamの悪いとこ。

その好評、果たして本当ですか?

・意外と当てにならない「非常に好評」に代表される評価システムの脆さ
友人と
「次何のゲームやる?」
「じゃあSteamストアトップに出てるこの「非常に好評」のゲームやってみない?」


……
………

「これ面白くないから返金しない?」
ということがあった。
(本ブログは面白いものだけ紹介したいのでタイトル名は控える)

たった数か月だがなんとなく感じたこととして
Steamの評価は
安いインディーズタイトルにはしょんべんまで甘く、
CSにも出すお高めの大作タイトルには厳しくない?
という印象だ。

値段によって評価の物差しがあまりにも変わる。
自分もフルプライスに激流の如く怒ることはあっても、
2000円くらいのタイトルには清水の如く優しくなることはある。
…があまりにも露骨だ。

PS5で購入しすげぇつまんねぇなこのPCから移植された2000円のゲーム…と思ったら
steamでは「非常に好評」だったのでずっこけた、なんてことも多々あった。

これはsteam独自のGOOD or BADの二択しかない制度によるものが大きい。

確かに500円のゲームを仲間内で買って、
2時間ボイチャ繋いでキャッキャしながら楽しく遊べた。
この場合GOODかBADか二者択一ならそりゃGOODしかない。
GOODしかないのだ。
じゃあ、7500円のゲームを30時間やれたならBADを出すのは違うんじゃねーか?と。
でもどっちがBADになるかというと圧倒的に後者なんだよね。

この胡乱な感情はどうにもならん。
安ければ評価の物差しが短くなるのは当たり前のことである。

 

とりあえず言っておきたいこととして
ゲームメディアで「新作インディーズタイトルが「非常に好評」で好発進!」という記事タイトル、あれを鵜吞みにするなよ。
貴方もあれを見て、
「steamって面白いゲームが一杯あるんだなぁ!」とは思わない方が良いぞ、とも。
僕はもうこの記事タイトルは眉に唾を付けるようになった。
実際にやってみないとわからないものは多いのだ。

 

オススメアーリー。興味がわいたらぜひ。

・アーリーアクセスゲームに興味を持てないとキツイ

今年ようやくアーリーアクセスを卒業する『7Days to Die』を筆頭に
steamで話題になる作品はアーリーアクセスな作品がかなり多い。

多くのフォロワーを生み出した『Slay the Spyre』も
アーリー期間は非常に長く一年以上バランス調整やコンテンツの追加に費やしている。
つまり、その間のゲームバランスは保証されていないということだ。

勿論アーリー故に安い価格で売り出してはいるが
金とるならちゃんとしたゲームとして出せや、
という至極正論を考えてしまう人はこのあたりで躓くと思う。

自分は『EMBERWARD』というゲームをやって
アーリーでもちゃんと遊べるんだなとは思って考えを改めました。
ただ、「完成品としてのクオリティ」を求めるのは本当に危険ですぞ。

 

ある意味夢のゲーム。

・夢が消えた。

これは結構重い話で。

自分としては購入前に持っていたゲーミングPCのイメージとしては
「高いけど金積めばPS5以上のすげーゲームが出来る機械」だと思ってたの。
PSで出たゲームのFPSが無制限になったり解像度が上がったりしてたからね。

そうなると当然、PCでしかできない超すげぇハイクオリティゲームがあるものだと。
イメージとしては当時の最高ランクのPCでも中々動かんかったという伝説のある『CRYSIS』みたいなやつね。

マイクロソフトXbox事業をじわじわとPCに移行している印象があったこともあってPCとはつまり、ゲームコンソールのいつか辿り着く終着駅であり上位互換なのだ!
いつか人間はゲームコンソールから解放されるのだ!

いやそんなことはなかったな!

最近FF16のPC版が発売されたんだけど、
PS5と同程度のスペックで遊べる人は10%未満という情報が出てるのね。

https://icon-era.com/threads/over-90-players-cant-run-final-fantasy-16-at-1080p-60-fps.14184/

あんなにXで揉めるくせに思ったより全然皆PS5より高いスペックであそんでないやんけ!っていう。
動くから遊ぶか、ぐらいなもんでコンシューマのスペックじゃ足りないぜ!
なんてロックな野郎は例外も例外!

 

事実、steamの売り上げランキング見ると大半が
基本無料とコンシューマでもやれる大作ゲームが並ぶ。
つか売上順だとPSでもスマホでもやれる基本無料の遊戯王DCGが並ぶのもグロテスク。
(「プレイされたゲーム」のランキングだとインディーズや小粒タイトルも並ぶよ!)

ただこれは考えると当然の話で、
まずPS5程度じゃ動かない超々ハイスペックゲームが動くPC環境を持っている人間がどれだけいるのか?
大半のPCユーザーは持ってる環境で動くゲームだけやっていてPS5では出来ないくらいのハイスペックゲーなんて採算がとれるほど市場があるのか?

PCでできる大作ゲームの天井はどうあがいてもコンシューマと合わせざるを得ない、という現実を突きつけられた感じがあった。
けしてPCはゲームの終着駅ではなく平行に移動する線路のようなものなのだ。

 

□ぶっちゃけ、GPCあるとPS5いらない?Or PS5あるとGPCいらない?

さて、どっちのハードSHOW!

 

さて、Xでも度々紛糾する話題である。
恐らく知りたいだろう人が多いと思うので書くが、結論としては3つ。

  1. GPCあるならPS5いらない。PS5持ってるならGPCはいりません。

  2. ゲームだけやりたいならPS5で十分です。他”も”やりたいならPCが候補に入る。

  3. だが今PS5すら持ってない人がなんとなくゲーム目的でPCを買っても持て余すよ。

まず大前提としてPS5でゲームやりつつ、ロード時間にPCでゲームをやる。
なんてことは不可能です。
どうしても遊びたい独占ゲームを片方でやるだけでどっちかが必ずメインになります。
そして僕はゲームやるならPS5派でした。


PS5は初期の品薄と転売屋のダブルコンボで手に入らない時期が長く、
「PS5買うくらいなら少し多めに金を出してゲーミングPCを買う」と言われてた頃もあります。
”少し多め”の額が高すぎるやんけ!なんてね。
正直これはPC贔屓(+PS嫌い)の妄言だと思ってました。

で、実際ゲーミングPC買ってみてPS5と比べてどうだったかというと。
PC、案外悪くないな…と。

懸念してたゲーム起動速度問題はPCでもそこまで遅くないし、
時間がかかろうともそもそもYoutube見ながら待って「お、起動した」となるし。
ロードのスピードについてはSSDにしているためか遅いな~と感じるシーンは少ない。

これは正直低スペックでも動くゲーム中心のプレイだからというのもあるだろうが。
ソフトは山ほどあるし、さらにMSゲームパスに登録すると控えめに言っても狂っているといえるほどの大サービスを受けられる。

 

ただ、PS5だけでも全然ソフトに困らないの。
友人は「ワンコインホラー部」と称してSteamで安いゲームをパッと買ってやってたりするんですよ。
PCだからこそやれるゲームを皆でやろうと。
僕もそれ参加してたことあったんですが、
PS5で大作がたんまり出る時期になるとPCで安いゲームなんてやってらんねぇってなった。

考えてみるとプレイした本数だけ見れば圧倒的に彼らの方がコアゲーマーなんですよ。
僕は大作をちょこちょこつまんでやってるだけのライトゲーマー。
しかもメタスコアもバンバン見てある程度品質を担保された作品をやりたいと思ってるチキン野郎です。
マイナーであろうとなんだろうとガンガンプレイしている彼らこそコアゲーマーなわけ。

で、恐らく
>3.しかし、今PS5すら持ってない人がゲーミングPCを買っても持て余すよ。
この一文にイラっとした人いると思うんだけど、
結局のところゲーミングPCを買う人に重要なのは情熱。
ゲームへの情熱と情報収集を行える能力と、本当にゲームをやる気があるか。

 

ゲームメディアの「”非常に好評”で発進!」に騙されないか?自分でやれるか?
配信者がやるような流行ったものに呆れず何も考えずに飛びつけるか?
アーリーアクセスを避けないか?パルワなり8番出口なりCSに来る前にやったか?

いやモンハンとかDQみたいな大作だけやるし…って人…それはPS5でよくないか?

去年は1000時間。今年は正直PCでちょっと減ったね。

僕はPSを中心に年間千時間以上ゲームやってるけど、
面白いか面白くないかわからないインディーズタイトルを無作為に遊ぶより
一定以上のクオリティは担保されるであろうCSに出る大作をやったほうが良い、ってなる人なの。
年間千時間プレイする人間ですらゲーミングPCを買うにはある種不適当と言えなくもない。

そして貴方は年間千時間ゲームをする僕以上に
ゲームに詳しく、
ゲームに情熱を傾け、
ゲームにお金を注ぎ、
そして、ゲームをクリアできる人ですか?

 

・・・と、脅したけどそこまで深く考えなくていいよ。
「なんとなくゲームをやりたいだけ」でゲーミングPCを買うのはお勧めしないってことだけ覚えてください。

大体の人はPS5/Xboxでいいです。
Switchは逆になんでまだ買ってないんだよ。

例えば「50万出してでも最高の環境でモンハンをやる!!」と決めてるなら止めないよ。
「ウルトラワイドモニターでゲームしてぇんだよ!」も止めない。
「そもそも仕事用に使うPC最近不調だから買い替えるついでにゲーミングPCを買う」もセキュリティ的な面を抜きにすればまぁええ。
「VRchatで美少女になりてぇ!」なんて背中を押すよ。
男の夢を笑うことは罪だ。

いや確かに知識はないしPS5を買っていないから情熱が無いと言われても仕方ないかもしれんが
ゲーミングPCを買ったら急にゲームにモチベが湧いてくるかもしれないじゃないか!
みたいな人は論外です。
買ってない宝くじで夢を歌うな。

これは自分の友人のためにも言うが自分は
間違いなくPCを買ってよかった。
ゲーミングPCを持ってよかったと心から言える。

しかしながらそれはXが早く見れるようになった、
Youtubeが快適になった、
FANZAが早く見れるようになったという本来のPCそのものの魅力、という点も強い。

PS5を持っていて満足している人に
「ワンランク上のゲーマーになりたいか?(クイッ)」と誘うつもりは毛頭ない。

PS5とゲーミングPCは並び立たない。
そして上位互換でもない。
だからこそ自分に合うものを選んでくださいね。

 

□最後に

さて、色々言いましたが
僕はどんなゲームであれ、ゲームを楽しむ人は素晴らしいと思う。
PS5,switch、XBoxSX、PC、スマホ…基本無料にガチャだってOKさ。
つーか今どきガチャゲーに文句付けてる人間の方が見苦しいっすよ。

貴方に合ったゲームをやろう。楽しもう。

どんなゲームも楽しんでナンボ、ですよ。
それでは皆さん良いゲームライフを!

 

 

そして僕は早くなったPCでFANZAえっちゲームをやります!!!!!!!!!!

いや違うんすよ…アイギスはエッチだからやるんじゃなくて深いゲーム性があってですね…むしろゲーム性のためにやってるからエッチなのがいらないというか…

 

ではまた。