文久～三年！
先日東京ゲームショウ2018（以下、TGS）が開催されました。
昨年は皇女和宮と第14代将軍徳川家茂の婚礼祝いにより盛大に盛り上がったことが記憶に新しいですが今年もまた盛り上がっていました。
そしてアタクシなんとビジネスデイに参加してきました。
ルート？あー空からチケットが降ってきたんで実質無償！無償で行きました。
というわけでTGS2018の参加レポをおみまいするぞぉ。
イテッ！アレ・・・なぜか肛門が痛いや。
□前置きと一日目の状況
ビジネスデイのいいところは業界人が中心のため人が少ないところ！
一般人はいないからたっぷりゲームを体験できて
コンパニオンのおねぇちゃんとキャッキャウフフイチャイチャムーチョムーチョできるやんけワレェ！！
と思ったんですがいや多いですビジネスデイ。人。
なんつーか明らかにただのゲームオタク来てるやんコレ。*1
こいつらも全員業界人にケツを売ったかと思うと胸が熱くなりますね。
だからあたしゲームオタクって嫌い！
まぁ実際のところ、プレステブース以外は結構余裕がありましたが、
プレステブースは「DAYS GONE」と「Call of Duty BO4」がプレス（広報）向けにされており朝一から入っていたのにもかかわらず一般人は参加できないという状態に！
これは許せねぇよソニー・・・！DAYSGONEのためにアナルを捧げた俺には怒る権利がある。
いやプレス向けにやるなとは言わんのだが、なら別のところ借りてやりなさいよアナタ方、なんとかインチキ出来んのか！と。
なんなら海外から来てる広報共は近所の空き地借りてやらせても時差ボケでバレやしねーって。
はい、閑話休題。
というわけでケツの穴の痛みに耐えながら並んで試遊してきたゲームの紹介と感想、
そして俺の絶妙なピンボケコンパニオン写真をおみまいしていくぞォ。
コンパニオンは可能な限り同じメーカーのにしてますが中小メーカーやインディーズとかはコンパニオンいないため、無関係なのも貼るからそこんとこは目をつぶってな。
□試遊感想1日目
ご存知日本一の漫画ONEPIECEのキャラゲー！
L2押しながら狙いを定めて殴ったり、暗殺（ステルスキル）出来たりと
かなり進化していてかなり期待していたのでかなりプレイしてきました。
＜感想＞
悪くないが調整不足。
ゲーム性の進化は感じるのですがいかんせんロックオンが無いのが非常に懸念点として大きい。
というのも腕を伸ばして敵をつかんでワイヤー移動*2が出来るんですがつかむまでは良い。
だけどロックオンが無いせいでその次の攻撃がスカる。ボス敵とのタイマンもスカる。
ゲーム内キャラクターが敵をポンポン見失うのでこのまま出したらゲームにならんとです。
延期した理由がわかるとばい。進化は感じるんでガンバリオンはこのまま頑張りon！
２．EARTH DEFENSE FORCE IRON RAIN（PS4）
D3パブリッシャーの海外版地球防衛軍！話は前作と繋がってるくさい？
＜感想＞
おっと思う点があるが地球防衛軍５やったほうが良い。
基本は地球防衛軍でしたが、良かったのは
ステップ（ショートダッシュ）とスプリントを標準搭載してるとこ！
そして2つの武器を持っているんですが、しまった方の武器が自動でリロードされる点、あと凍結グレネードを投げると敵がガチで凍った点ですね。
ここら辺オッいいねぇ・・・とちょっと感心。
でも武器の弾速が遅かったり５にあった「敵を倒すと周りに敵の汁がペイント弾さながら撒き散らされる」ってのが無いのはかなり不満。爽快感が薄い。
買うか？といわれると笑って誤魔化しちゃいますね…。
バンナムのPS一筋の狩りゲー！
極東極東雨極東と舞台が極東過ぎて流石に辟易してたけどついに極東から離れて新天地になり心機一転のナンバリング！
＜感想＞
アレ？えっ！？うーーーーん？なんか微妙・・・。
腹を割って話すと神速アクションは健在なんですけど
一ミリたりともヒットストップが無くて切ってる感じがしねぇので気持ちよくない。
試したのは斧（ヘビィムーン）だったんですけど、おそらく重量級武器だろうにぜんっぜんヒットストップがねぇ。
帰ってVitaのGE2RBプレイしましたがバスターはちゃんと重そうに振り回して「斬った感」出してたんですが。
バーストアーツもいまいち体感できず。今コレ技出したのか？ん？と。
うだうだ言いつつ買うんですけどこれ大丈夫かな・・？と不安に。
４．SOULCALIBUR６（PS4）
バンナムの武器を使う格闘ゲーム！特定の条件で服が破れるよやったねタエちゃん！
あとオリジナルキャラを作ってRPGライクに遊べるよ！
あとWicher３のゲラルトがコラボしてるで！
＜感想＞
それなり。いや面白いと思うよウン。
なんとたっぷり15分も遊べたのでじっくり触ってきたんですがシリーズほぼ未経験の自分としてはどう進化したのかはよくわからん！でも触ってて悪い感じはしなかった！ので印象はいいです。
惜しむらくは服の破壊条件をもっとわかりやすくしてほしかったかな。
俺たち女キャラを脱がし隊としてもな。
５．ラピス・リ・アビス（PS4/Switch）
日本一ソフトウェアが出したワールドオブFFのパク・リ・アビス！とか言われたがノセノセの部分以外ゲーム性はまったく違うぞ！
2Dアクションでダンジョンもぐってレアアイテムを掘れ！
＜感想＞
かなり良。ダークホースですねコレ。
ゲーム自体はシンプルな2Dアクションなんですけど
敵を叩くと数字がジャンジャン、岩を砕いて宝石バリバリ、と殴ると画面狭しと数字とエフェクトがジャンジャンバリバリジャンジャンバリバリ出る。
いーねこの頭の悪い楽しさ！
僕は高貴で雅な存在ですし、前々前世は蛍といわれたこともあります。
その名残ですかね･･･光に吸い寄せられてしまったのか･･･おう誰や鈴虫言ったやつ。
レアアイテムを掘るハクスラ要素も気になるし、
ファミ通のクロスレビューが32点以上なら買います。
マヨネーズって美味いじゃん。マグロって美味いじゃん。
だったら両方つけたら美味い＆美味いでヤバ味～～～ッ！！
とか頭の悪いこと言ってたら美味かったうえついに3作目になったやつ。
今回はコラボキャラなし！三国７と戦国４の集大成となるか。
＜感想＞
かなり良。いやこれかなりいいですよコレ。
基本はやっぱ三国７なんでフロート・リアクト攻撃無いんですけど神術の攻撃範囲が過去作よりぶっちぎってる。
今まで一振り３・４人だったのが神術でばーっときて、ぶわーなって、ほいだら向こうからぐわーなるねん。気もっちええ。
ワラワラぶりも凄いので最高の爽快感を期待できる。元々購入予定なので俄然楽しみになった。
７．HARDCORE MECHA
インディーズ。スパロボライクなドットでメカを操作できる。
ブースト・残弾管理などガンダムEXVSシリーズに影響を受けてる印象も。
＜感想＞
悪くない。
けど対戦モードしかなかったせいか良くできてる以上の何かがない。
製品版はメインストーリーあるみたいだから評判次第ですねぇ。
突貫する勇気はボカァ無いね・・・。
８．ZEN BOUND2（Switch）
インディーズ。物を縛るというまったく新しい発想のパズルゲー。
スイッチのコントローラーをくるくる回してパズルを解く。
＜感想＞
おもろい。
既にスマホ向けに出てたやつの移植だがアイデアが素晴らしい。
ちょっと感動して2回やってしまったくらい。
相手の外人もOhマタ来タヨコノ１７歳JK！ぐらいには思ってたはず。
スイッチ持ってたら即買ってたわね。持ってないから買ってないけど。
なぜかインディーズコーナーにあったやつ。
戦略シミュレーションRPGですね。
＜感想＞
悪くない以上の評価が出来ない。良い、と言い切れない。
画面はモロファイアーエムブレムヒーローズやん。
戦闘面は非常にサクサクでテンポが非常によく、ゲーム自体は割りとよく出来ていると思えそうですが買うかといわれると厳しいなぁ・・・。
１０．SUPER DODGEBALL BEATS（Switch）
インディーズ。ドッヂボールを題材とした音ゲー！（何で！？）
4人1組のチームでボタンとゲーム内の各キャラが1対1で対応し、
よくある音ゲー同様目押しでリズムをキメて敵を倒せ。
＜感想＞
微妙。
画面は悪くないんだけどゲーム内BGMとボタンのリズムが尽くあっておらず大苦戦。
外人のリズム感覚とワシが合わなかったのだろうか・・・。
１１．プレイステーションクラシック
ゲームではないが一応。いわゆるミニファミコンのプレステ版。
対応ソフトは一部のみ発表だが予約開始するという信心が試されるハード。
＜感想＞
うわちっさ！
初代PSはPS2発売前後でPSminiを発売したがそれよりさらに小さい。
僕は常に未来を見てる男だから過去の懐かしさで売るようなゲームはあんまりやらないからいらないんだけどそこそこ売れそうかなと。
完全にコレクションアイテムだろうしお前らのPS愛を見せてみろと。
一日目はコレで終了。人が多いとは言ったものの待ち時間は
PSブースが極端に長いだけで後はほぼサクサクだったので見たいものはおおよそ見れた。
それだけにバイオ２RとDAYSGONEのゾンビゲー２つを逃したのがぽやしみ～。
□試遊感想4日目（最終日）
嘉永六年！
ペリーっちゅう外人が浦賀沖に来たんで届かない大砲をノリノリで「あぼーん、あぼーん」と撃ってたわけですけども
そんな中僕はSEKIROを予約していたのでそのためだけに来たわけなんですけども。
さて、ビジネスデイもかなり多かったけど一般最終日はドンなもんかねぇｱﾊﾊﾝ。
まー、人は多いだろうなぁある程度はｲﾋﾋﾝ。
言うても？昼ちょいすぎに来たわけやからまぁ人は少なくなっとるやろｳﾌﾌﾝ。
あはは人しかいねぇ。
ハーテレビも（入れ）ねぇ！声優も（通れ）ねぇ！車（イス）もそれほど走れねぇ！
お前ら他に行くトコねぇのかよ俺はねぇよ糞が。ってなるくらいなまら人が多いさぁ。
うーんこれ、来年以降の課題だと思います。本当に。
さて、唯一プレイしたのがこちら。
１．SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | 隻狼
セキローじゃなくてセキロ。
いわゆるソウルライクな死にゲーだがかなり様変わりしている。
まず特筆したい特徴は鉤爪による移動。
敵の脇をすり抜けて逃げることは旧作も出来たが本作は敵の頭上を飛び越えて無視できる。
コレによって全員倒す必要はない、どころか戦闘そのものを大幅に回避できる。
実際自分はボス戦闘までに一つも殺さず（かなり強引にだが）進めた。
んで、敵との攻撃に対してガードとステップ回避という従来の防御方法があるが
もう一つ、ジャンプが標準装備されてる。だから敵の攻撃をジャンプで回避できる。
あと高い位置から攻撃したり、相手を壁にして壁蹴りからの攻撃とか
コレまでのパリィしてドーン！以外に攻撃のバリエーションが増えました。ここすき。
ぼくねぇ、空中に謎浮遊して連撃するの大嫌いなんでこういう重さをこめた一撃必殺は非常に良し。
＜感想＞
めっちゃ良い。
うん、かなり懐疑的に見てたけどこれ面白いと思うよマジで。
5分で敵のところについて10分ボスと戦ってたけどかなりガード重要。
結構な攻撃をガードで処理する感じになる。
ブラボと比べると回避の万能さが下がってて、無謀な回避で何度か屠られた。
ボス戦が体力ゲージ3本あるうちの一本減らせるトコまで行ったけどガードの重要性をわかってればもう少しいけたなと。
かなり理詰めでクリアする感じはブラボよりソウル、それもデモンズ系統だと思う。
たぶん後15分あったらクリアできる自信がある。
それぐらいシステムに対する「わかった！」という理解が重要な感じがします。
おそらくゲーム発売後には「フロムの死にゲーの中では一番簡単だったね」と言われてそう。
買いますねぇ！
□総評ってか感じたこと。
↑当日のランチ。美味しかったがめっちゃ並ぶ・・・・
キャパシティ足りてないわマジで。
一般日は予約なしでは一つか二つPSブースのをやるとそれだけで一日終わる。
TGSは祭なので正直ある程度雰囲気を味わえればええと思うんだけど
ゲームの試遊がぜんぜん出来ないとなるとそりゃ別問題だ。
PSブースは一つのホールの6分の一使ってるが、正直3分の1くらいまで使ってしまっていいと思う。
殆どのユーザーがPSブースに直行してしまう状況を見るとそれぐらいやってもいいんでないかなと。実際、ゴッドイーターなんてバンナムブースはかなり空いててPS側は並ぶのとめてたわけで。
あと、「体験版・製品版が既出のゲームにスペース割くな」
具体的に言うと「フォートナイト」と「コールオブデューティ」。
プレス向けにCOD、大会もあるからフォートナイト、という裏事情は勘ぐりをできなくもないんだけど楽しそうにプレイするチャイニーズ（中国人）に対して
お前のスマホWi-fiつなげばフォートナイトなんて待ち時間で出来るのよ！？と見てしまった。
楽しそうだったのは何よりなんだけどね…その分あけて別ゲームやらせたげてよ、と。
んであと個人的にコーエーテクモの元気が足りない感じある。
ビジネスデイの無双OROCHI３、試遊台余ってたぞ…。
んーなんつーかね、去年に仁王、今年の2月に三国無双８を出したばっかりだし
充電期間に直撃した感じはあるんだけどよそと比べてコレ！という印象がうっすい。
来年はおっきいのを持ってきてほしいね。具体的には討鬼伝とか・・・。
まぁでも全体通しては良いTGSだったと思います。
5年前だか4年前だかソシャゲが幅を利かせてPS4が苦戦してて・・・という時期はTGSそのものの盛り上がり感が無く
「任天堂に助けてもらったら？」とさえ思っていたのだが
今はソシャゲーとコンシューマそれぞれちゃんといい感じで交わってる感じある。
毒も喰らう栄養も喰らう。どっちが毒かはさておいといて
両方を共に楽しいと感じ血肉に変える度量こそがゲームには肝要だ。わかるかー？
実際今任天堂来ても「帰ってくれよ任天堂」と言うもの。
いやマジでもう人を増やさないで・・・。
どうせやるなら京都でやるか、千葉とは東京挟んで正反対の群馬あたりでやってくれマジで。
□来年に向けてTGS初心者の方に
さて、来年以降TGSにいきてぇなぁ・・・って人もいるだろう。
そう言う人のためにアドバイスを幾つかしよう。
- 持ってくる荷物は最小限に。どうせデカい鞄を現地で貰える。
- トイレはそれなりに混むが、男性の小はまず問題ない。大（つまり個室）はそれなりにかかるので体調管理はしっかりと。
- 大作系をやりたいなら開催前にアナウンスがあるPSブースの予約機能を使う。当日分は朝一、サポチケでないとほぼ無理。
- ぶっちゃけ大作系は１・２個出来たらいい方。インディーズ等も視野に入れて。
- マジで人はごみのようにいる。極論試遊をいくつかしたら早めに撤退して生放送を見るのも有り。
- 昼飯は朝たらふく食うか、コンビニに行って買っておくこと。会場のは諦めろ。
- TGS終了後すぐの17時は電車が死ぬほど混む。ツイッターフォロワーや友達と飯を食って時間をずらそう。
最後７番、ネタっぽく聞こえるかもしれないがマジだぜ？
TGS直後に電車乗るのはマジで悪手。東京方面とか夢の国から現実に還る奴らとかち合ってさらにドン。
1200円でゲームが出来るしいろいろもらえるという最高のコスパを考えれば浮いた金で飲みぐらいは余裕で行けるはずだ。
と、言うわけで酒だビールだアルコールだ。
まぁ楽しみといったらゲームと酒と女しかないですからねボカァ。
僕の「ゲームと酒と女」って本読んでくれた？
さて、若干まとまらない感じですがまぁいいや。
それでは来年も幕張で会いましょう。美味しいビー楽しいゲームに。
↑TGSの玄関で出迎えてくれた彼らに乾杯！
